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「新都心とふる里コース」
この竜神社には、さいたま市の竜伝説に因んだ竜神様が御座します。
かつて広大な沼であった見沼の辺のここは武蔵一宮氷川女體神社には、長年に亘り、神輿を乗せた船を沼の最も深い所に繰り出し、沼の主である竜神様を祭る祭祀『御船祭』を執り行ってまいりました。享保十二年(1727)八代将軍吉宗公の政策で見沼は干拓され「見沼田んぼ」となってからこのお祭りは『磐船祭』として今尚続けられております。
遺跡によれば御船祭は十四世紀からおこなわれていたとも推定されます。
世界最古の閘門式運河ともいわれる見沼通船堀など、見沼には数々の歴史財産が秘められております。見沼を中心としてさいたま市内に点在する数多くの竜神伝説もその一つと言えます。見沼代用水から西へと引いた高沼用水、その二つの灌漑用水で田畑を耕す地域と見沼に関わる地域はほぼさいたま市全域に及んでいます。
さいたま竜神まつり会は『文化と歴史を活かした誇りのもてるまちづくり』を目的として平成十三年(2001)五月に約50mの巨大な昇天竜を製作し『竜神まつり』を開催致しました。
出典:さいたま竜神まつり会
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