晩秋の晴天の下、越戸川遊歩道、荒川河川敷から秋ヶ瀬経由17号バイパス
武蔵野線西浦和駅までのウオーキング
越戸川ってどんな川?
越戸川の歴史
越戸川は、陸上自衛隊朝霞駐屯地の「七ツ釜」などを水源とし、朝霞市と和光市の間を流れ、新河岸川に、注いでいます。水量が多く流れもはやい川で、谷のような川岸にコンクリートや鉄製の護岸が敷かれ、鉄パイプが上をまたぐ「鉄の川」と呼ばれる親しみにくい川でした。しかし、平成20年度からスタートした「水辺再生100プラン」のもと、地域の皆さんの協力のおかげで親しみやすい身近な川へと生まれ変わったのです。
越戸川水辺のサポーター
和光自然環境を守る会の活動
月1回の定例会と随時の生活排水等流入監視パトロール、生物調査をおこなっています。また、夏休みの魚とり大会や秋の川まつり等を開催し多くの市民が水辺に集い、水に親しむと同時に相互にコミュニケーションする場を提供しています。越戸川水辺再生事業では、行政に加え各種専門家、地域住民及び当会員が川づくり計画に積極的に参加しています。
強清水
豊かな湧き水ポイント!親孝行の息子が父親のために汲んで帰ったところ父親が飲むとおいしいお酒で、しかし息子が飲むとただの水だったという伝説の「親は詣白、子は清水から「子は清水」をもじって「強清水」と呼ばれています。
生まれ変わった越戸川 3つのポイント
①みなさんにより親しんでもらえるよう、水辺に下りられる階段を設置しました。
②護岸の材料は溶岩を用いるため、よりコケや植物が自生しやすい環境になりました。
③カワセミ・アユなどが活動できる環境を目標にしました。水辺の草は、工事前にあったものを復元しています。
越戸川に遊歩道を整備し周辺の森と結ばれ、地域における水と緑のネットワークの軸として生まれ変わりました。
埼玉県 水辺再生 100プラン
出典:和光自然環境を守る会
田島地区高規格堤防
―荒川に親しむゾーン―
田島地区事業概要
事業期間/平成1年~平成6年 |
面 積/約1.8ha |
延 長/約150m |
幅 /約150m |
盛 土 高/最大8m |
関連事業/浦和市公共体育施設建設 |
(事業者:浦和市) |
施工前 | 施工後 |
田島地区高規格堤防断面図
田島地区高規格堤防は、埼玉県浦和市田島地荒川左岸34.0㎞付近に位置しており、高規格堤防の整備と併せて、グランド整備(浦和市公共体育施設事業)を実施したものです。
じわじわと進む水の浸透にも。 (ふつうの堤防) | もしもの洪水にも。 (ふつうの堤防) | 心配な地震、地滑りや液状化も予防。 (ふつうの堤防) |
洪水が計画を超えるような規模で長い期間つづく場合には、しみこんだ水により堤防が崩れるおそれがあります。 (高規格堤防) | 水があふれると、堤防が削られこわれるおそれがあります。 (高規格堤防) | もし大地震が起きると背後の軟弱地盤上の市街地は、大きな被害を受けることが予想されます。 (高規格堤防) |
幅が広い堤防なので、洪水が長い期間つづいても浸透した水により崩れることはありません。 | 水があふれても、斜面をゆるやかに流れるので、破堤することはありません。 | 必要な応じ軟弱地盤を改良し強い地盤をつくると共に、堤防の勾配がゆるいため地震時の液状化やすべりに強い堤防になり、高規格堤防上は地震に強い町になります。 |
高規格堤防に関するお問い合わせ先
出典:国土交通省関東地方整備局
コメント